3月権利銘柄はとってもたくさんありますね。その分優待パワーは分散されることになりますが、新しく優待制度を導入したところには優待パワーが集まりやすいかも知れません。

優待制度・新設銘柄

銘柄	（コード・市場）
雪国まいたけ	（1375・東証1部）
プロスペクト	（3528・東証2部）
王子ホールディングス	（3861・東証1部）
ソーシャルワイヤー	（3929・マザーズ）
ポバール興業	（4247・名証2部）
ソースネクスト	（4344・東証1部）
日本坩堝	（5355・東証2部）
ヤマシナ	（5955・東証2部）
日工	（6306・東証1部）
フジテック	（6406・東証1部）
ライトアップ	（6580・マザーズ）
アクセスグループ	（7042・JQS）
東京計器	（7721・東証1部）
プロルート丸光	（8256・JQS）
ＧＦＡ	（8783・マザーズ）
飯野海運	（9119・東証1部）

「市場」は優待導入の発表があった時点のものです。この中から一つ、

ライトアップ （6580・マザーズ）。2月12日引後に発表されました。優待の内容は一般個人には余り縁がなさそうなものですが、株式分割と上方修正などが好感されたようです。

そろそろ1部への指定替えの準備か？と思ったのですが、調べてみると去年の11月に東証のルールは変わっていました。時価総額基準が250億円に上がっていました（従来は、マザーズ・2部からの指定替えは40億円）。現時点では165億円ぐらいなので株価アップが必要です。株主数基準を変更（2200名→800名）したのは知っていたのですが、このとき一緒に変更したようです。

一時期世間を騒がせた市場区分の見直しですが、実際に変更が始まったなら誰かしつこく教えてくれないものか、・・・

日本取引所グループ（8697・東証1部）。長年抜けなかった壁をコロナショック後のラリーの勢いで抜けてしまいました。世界的な株高に先んじた動きですが、東証の新市場区分の概要が見えてきたというのも少しはあったかも知れません（公表は2020年2月）。10月1日の「あの」システム障害以降、世の株高には乗れない状態になっています。

なんで JPX ？これも優待銘柄です（外国人や投信の持ち分が多いけど株主数は4万名を超えています）。クオカード1000円分（3年以上の継続保有で4000円分）です。優待パワーは？ありません。JPXの事情と市場全体の動きが圧倒的です。

3月権利の銘柄は多く、その分変更も多いです。優待とか配当とかの情報は御自分で第一次情報源で確認して投資行動を行いましょう（当方の情報に誤りがあっても責任は負えません）。新設銘柄以外に、権利月の変更・臨時で3月に優待のあるものが9件、上場廃止を含め優待の無くなったものが30件、無視できない優待内容の変更が65件、当方で把握しております。その内容は優待アノマリーCD-ROMのユーザー様（購入者様）向け情報にてお知らせしております。