今回の新顔はありませんが、決算期変更で8月権利となった銘柄として

プリントネット（7805・JQS）。従来10月決算でしたが、業務繁忙月（カレンダー？）ということで変更されたようです。2021年8月期は初配として10円を予定しています。優待の自社サービスは一般の個人投資家には縁がないかも知れませんが、1000株以上で鹿児島県名産品（黒豚）が加わります。

8月は小売・外食の定番銘柄が多いので優待パワー的には埋没してしまいそうです。値動き的には、日経Jasdaq平均を見ながらの順張り売買が良さそうです。人がいないときの出来高は急減するようなので、日々の順張り売買は安定的ではありませんが、貸借銘柄で空売りも可能です。

リストのトップにある、魚喜（2683・東証2部）。優待パワーの強さが権利落ちに現れています。

去年と今年は権利前の値動きが良いです。空売りは出来ませんが、8月の下げは安定的です。

直近の値動きが良いものを取り上げましたが、逆パターンとして、

出前舘（2484・JQS）。1700円前後で止まったか？と思われましたが底はまだだったようです。2月の優待と合わせると年7000円分の割引優待券になりますが、株主でなくても割引きクーポンは色々とあったりするので優待パワーに下げ止まりを期待するのは難しそうです。

その昔の夢の街創造委員会からの傾向を見ると、8月はどちらかといえば上げだったようです。11月が安定した上げを見せていますが、これは市場全体の動向を反映したものと思われます。