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信用倍率は低下。評価損益率は7%台に改善しています。
前週、日経平均株価は右往左往しながらも引け値ベースで5万円台を維持。週明け15日は反落だったものの、この日個別銘柄は買い優勢。市場全体のムードが意外なほど良好だったことから、悪くない年越しを期待したところが、昨日そのムードが一転。日経平均株価はしっかりと20日移動平均を下回って5万円割れ。本日は反発していますが、市場全体の雰囲気は冴えません。
前週からの市場全体の動向を振り返ると、日経平均株価の上げ下げに振り回されているわけではないにせよ、方向性が定まらず、不安定さが増している感が否めません。日銀政策決定会合を控えて神経質になっているのかもしれませんが、ではこの大イベントを通過すれば市場全体の動きがよくなるのかどうか。個人的には、強弱どちらにしてもサプライズの大きな動きがない限りは、捉えどころの難しい、はっきりしない状況が続くのではないかと予想しています。
市場全体の地合いが著しく悪化すれば別ですが、そうした事態にならないならば、ここは無理に動かず、年内に処分すべきものを処分するだけのスタンスでよいと思います。その実践に際しては、日経平均株価はさておき、個別銘柄が買い優勢で全銘柄平均騰落率が場中安定したプラス状態を維持している局面を逃さないようにしたいところです。
