
「日経225採用銘柄・貸借情報」(日々更新)は、≫こちら
信用倍率は引き続き売り残が減少し10倍台まで上昇。評価損益率はわずかに悪化して7%台。
前週5日、日経平均株価が前場2000円超下落し、後場1000円超戻すという乱高下を演じる中、安値更新銘柄数が大幅に増加しましたが、この日を境に安値更新銘柄数は減少傾向となっています。前週まで警戒していた「日経平均株価だけが大上げし、大方の個別銘柄は売られている」という極めて好ましくない乖離現象もトーンが弱まった感はあります。
かくして、ひとまず市場全体が落ち着いてきた様相になっていますが、買われすぎ感の否めないAI半導体関連に対する警戒感は日米ともにまだかなり強そうです。それがいつまた日経平均株価の乱高下を誘発しないとも限りません。
少し気が早いかもしれませんが、年間の譲渡益課税を考慮した売買をするのであれば、市場全体が落ち着いている間に着手することをお勧めします。四半期業績発表が一段落する来週以降、11月中にある程度目処をつけておくのがよいと思います。
