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信用倍率は低下。評価損益率は若干悪化しましたが、引き続き5%台。
前週前半に20日移動平均を割り込んだ日経平均株価は、週後半の続伸で20日移動平均水準を回復。5日引け後の米国市場は雇用統計が嫌気されて下落し、大証夜間225先物も弱い動きだったところが、自民党石破総裁の「辞任」が発表され、これが歓迎されて今週は大続伸でスタート。昨日前場に4万4000円を超える最高値をつけ、そこから売られるところとなったものの、本日の様子を見ると、まだ「4万4000円で当面の天井は見た」ではなさそうな雰囲気です。
個別銘柄にも地合い悪化の様相は見えず、堅調なトレンドを維持する銘柄が目立つようになっています。そんな中にあっても、売りで利益を狙おうという参加者がそれなりに存在するようで、四半期業績発表でとくに好材料がなかった銘柄で極端な売りを浴びる例が散見されます。ただ、その売りも継続せず、結局はもとのトレンドに戻るケースも少なくないようです。
現状、新規で買い出動するならば、そうした「これといった理由もないのに強烈な売り」に遭遇している好トレンド継続銘柄が狙い目のひとつかもしれません。