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信用倍率は10倍目前まで上昇。評価損益率は2%台に改善しています。
前週当欄で、日経平均株価は相変わらず派手に上げ下げする中で市場全体の地合いが落ち着いてきている感があることにふれましたが、それが極端な形となって現れたのが7月2日。日経平均株価はこの日1700円を超える大下げ。ところが、個別銘柄は2600超が値上がり。全銘柄平均騰落率はプラス0.88%で、高値更新銘柄数が増加する一方で安値更新銘柄数は減少しているという強烈な“好逆行”です。こんな光景は近年目にした記憶がありません。
このときとくに印象的だったのは、これまで強く買い上げられてきたごく一部の銘柄が売り込まれ、他方、これまで売られ続けてきた「Saasの死」関連銘柄が買われていたことです。また、長らくカヤの外に放置されていたバリュー系銘柄も前週から買いが入ってきているように感じます。
この状況が確認されてまだ数日にすぎませんが、これがすう勢として定着すれば6月までの「ごく一部の銘柄が集中的に買われて日経平均株価が飛び跳ね、“その他大勢”銘柄には恩恵がまるでない」という相場の歪んだ状態は解消されていくはずです。それによって収益機会が増えることは間違いありません。この第3四半期はその展開を期待しています。
