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【好トレンド銘柄】売買対象、出動タイミングを探るヒント

トレンドの良し悪しが銘柄によって二極化しつつある?

株式市場は好転するのか、それとも11月につけた安値を更新する方向に向かうのか。年が明けても、どうも方向性がはっきりしません。

しかし、個別銘柄の値動きは、どれもこれもはっきりしないというわけではなさそうです。【新年のご挨拶】でも紹介しましたが、個別チャートを見てみると、意外にいいトレンドを形成している銘柄が少なくありません。その一方では、「これは酷すぎる」というトレンドの銘柄も未だに結構ある、といった雰囲気です。

表は、全上場銘柄について、過去1年(252営業日)の高値および安値を更新した銘柄数を、昨年12月1日から1月10日まで調べた結果です。約3700の上場銘柄数からすれば、ともに数自体は多くはありませんが、双方拮抗している感じになっていることがわかります。これは、ささやかではあるものの、トレンド良し悪し銘柄が二極化しているとも捉えられます。

また、銘柄数のカウント基準が若干異なりますが、同じ時期の東証1部上場銘柄の新高値銘柄数・新安値銘柄数と比べてみると、大証や名証、2部、新興市場に動きの出ている銘柄がありそうなこともわかります。


好トレンド銘柄に探すなら「『上げ!トレンド』リスト」で

トレンドの良し悪し銘柄が二極化する状況とは、「買われる銘柄は買われ続けて好トレンドが継続し、売られる銘柄は売られまくって悪いトレンドが継続する」という状態になっているものと考えられます。

となれば、好トレンドが出ている銘柄を素直に買えばいい、という話になります。市場全体が好調なときは、先行して上がる株はどんどん遠くにいってしまうので、まだ基調が弱い、出遅れ的な銘柄を探すことも必要になりますが、二極化状態ならば、その必要はありません。というよりも、「買われない銘柄は買われない」状況ですから、基調が弱い銘柄を買うのは、むしろ避けたほうが無難です。

では、今いいトレンドが出ている銘柄をいかにして探せばいいのか。銘柄として馴染みのある東証1部の主力銘柄には、残念ながら、好トレンドの銘柄はあまり見つかりません。また、ミクシィ(2121)をはじめ、新興株の有名どころの中には、逆に、好ましくないトレンドを続けている銘柄が目につくのが実情です。

これまであまり注目したことがない、知名度があまり高くない銘柄の中から好トレンド銘柄を見つける方法としては、やはり『チャートブック』などで全銘柄の値動きをチェックするのが最も手堅い方法と言えます。たとえば、新興市場のページには1ページ24銘柄の週足チャートが掲載されていますが、そのうちの2.3銘柄は「おや!」と思うようなトレンドを描いていたりします。

もっとも、「全銘柄のチャートを見ているような時間はない」という人もいるでしょう。その場合に参考にしていただきたいのが、当サイトの市況情報の「上げ!トレンド」銘柄リストです。日足ベースで確認されるレジスタンスを抜けて、直近の高値を更新した銘柄を機械的にリストアップしたもので、毎日引後に更新しています。

このリストにちょくちょく登場する銘柄は、「直近の高値を更新し、何日か下押しして再び高値を更新してきた」と解釈されます。そうした銘柄に目星をつけてみてはどうでしょうか。

なお、いいトレンドを描いている銘柄の中には、株主優待の権利確定の関係で買われていると目されるものもあるようです。

たとえば、1月第2週の「上げ!トレンド」銘柄リストに、ハイディ日高(7611)が毎日登場しています。つまり、4日間、毎日高値を更新していたわけで、チャートを見ると確かに目先のトレンドには絶好調感があります。が、この銘柄、2月が権利確定の優待銘柄であることを考えると、そのトレンドの今後の継続性には疑問符を付けざるを得ません。過去の値動きを見ると、06年以降、07年を除いて全て2月は月足陰線です。

これまで何度か紹介してきた通り、優待絡みで買われる銘柄は権利落ち後に悲惨なことになる例が珍しくありません。実際に売買する対象を選ぶ際には、そのトレンドが優待絡みか否か、優待の有無や権利確定月のチェックが必須です。


値動きの傾向を捉えて、焦らず「買い出動」

現状の市場参加者は、短期売買が主体と見られます。何日か高値を更新すれば利益確定の売りも出てきそうですから、トレンドがいいからといって買い急ぐ必要はなさそうです。直近のチャートや時系列データから値動きの傾向を調べて、有効そうな出動タイミングをじっくり検討してみてください。

たとえば、昨年9月頃から好調な値動きを続けているエスクリ(2196)の直近の値動きを調べてみると、「米国市場が上昇すると、場中買われて陽線を描きやすい」「米国市場が下がると、場中売られて陰線を描きやすい」という、“米国市場の上昇下落に順張り”型の傾向が強く出ています。

また、日足チャートを見てみると、20日〜25日の移動平均が意識されている様子がうかがえます。となれば、20日移動平均近辺の株価を押し目の目安として、米国市場が上昇した日の寄り付きで買い出動してはどうか、といった策も浮かんできます。

先物の動向だけで売り買いされているかのような東証1部の主力銘柄を見ていると、全く面白くない相場に感じられて仕方がない昨今、視点を変えてみれば面白い相場に出会えるかもしれません。主力でない銘柄、知名度が高くない銘柄に注目してみましょう。



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